吉田兄弟 「Renaissanse」
日本の心はどこに・・・
さまよえる私の魂は彷徨の旅に出て早8年。
今日も今日とて洋楽国内盤に毒を吐くもののどこか満たされないこの気持ち、
孤独な夜に泣きながら仏壇のお供え物を勝手に取って食べるそんな日々。
さて、今日の国内盤レビューはこの人たちです。
吉田兄弟 [Renaissanse」
楽曲 6.1 セールス 7.5 総合評価 6.8
ばーん!
何となく頭悪そうな彼ら(しょっぱなから悪口)。それなりに若い世代の共感を呼ぶ
アイコンらしく、吉田兄弟は教科書にも載せてられているんだそうです。
でも音楽の教科書ではないんです。英語の教科書に載ってるそうだとか。
海外でも活躍する彼らは、高校時代英語を習ってれば今苦労しなくて良かったよ
なんて彼らの談話が、教科書の一部にコラムのような形で載っているんだそうですね。
まあそれは失敗談ということですよね。
そんな世界に挑戦している彼らなんですが、アルバムを聴く限りは
ミクスチャー志向の最近の世界の伝統音楽の最先端から落っこちた
印象が否めません。突然ミニマル・エレクトリック・サウンドに
なろうが80年代フュージョン風になろうが構いませんが、それ以前に
この人たちは聴衆を楽しませる気持ちやセンスが欠けているのでは
ないだろうか、そんな気持ちにさせます。大体、秋田の民謡を
カバーするために70年代洋楽アーティストのTOTOのドラマーを
アレンジャーとして起用しているのがおかしいですね。なんで
ドラマーに三味線の曲のアレンジを任せるんでしょうか、しかも
英語出来なくてコミュニケーションもろくに取れないんでしょ?
僕だけの思い込みだろうか?
大体、吉田兄弟はRenaissanceが14世紀イタリアで起きた
文化的運動だとわかってるのか?というか彼らの場合は
辞書の引き方から本当は教えなければいけないのではないか、
そんな風に思うのは、バックボーンのレコード会社が
しっかりしすぎて何も彼らがしていないからだ。
試聴サイト:
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/yoshida/SRCL-5723/
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