国内盤レビュー

経済の空洞化が進んで、これからの日本は超ヤバイ!!依然とした音楽界の慣習的な横並び意識、そして均質化に叛旗を揚げろ!

水曜日, 2月 16, 2005

AppleとMacファン・サイトと召喚状

アップルの召還状送付に、ニュースサイトが「待った」--製品情報流出の犯人捜しで - CNET Japan
AppleがMac用音楽周辺機器(Mac miniやiPod shuffle)に関する情報がプレスリリース前にリークされ複数のMacのニュースサイト上で公開された件で、昨年12月姓名不詳の個人数名を提訴したことが話題になりました。その後Appleは、Powerpage.org、Apple Insider、Think Secretといったニュースサイトへの召還状発行許可を裁判所から得て、それを各サイトに送付し問題になっています。

アメリカの法律に関して、召喚状を出されるということの重みがぴんと来ないのですが、
>オンラインに情報を掲載するライター、特にパートタイムで働いているライターや
>兼業のライターにも、新聞や雑誌といった紙ベースの媒体で活動する記者と同じ
>法的保護が与えられるのか、という問題が浮上している
このように企業の機密情報がリークされ、それについてニュースサイトが取り上げる場合、新聞や雑誌の記者の取材行為のように情報源の公開を強制されないという原則が適用されるか、ということが問題になっています。

フルタイムでライターはしたくないけど、空いた時間でならライターとして仕事したいという人にもクオリティーの高いものを生み出す力はあるだろうと思います。最近blogでGoogleで企業の内情を書きすぎて従業員が解雇された事例がありましたが、社会的な利益として個人の言論の権利を守ろうとしなければいけない、そういう時期なのでしょうか。

今は、Macの音楽関係の周辺機器が熱い注目を浴びている時期だけに、Macの事情通達と企業の間である種の情報戦のような駆け引きやこういった衝突もあるということなのだと思います。しかしもう情報が漏れてしまってそれから、こういう泥試合に入るというのはどうなんでしょうね。ライターが個人で運営しているサイトとっては、まことにありがたくない話です。他人事ですが、Appleの誰かが漏らしたんだからしょうがないよ、っていう感想です。

あと詳細は書きませんが、デジタルのライセンスに関してもう1つ、フランスで興味深い訴訟が起きています。
仏の消費者団体、音楽DRMをめぐってアップルとソニーを提訴 - CNET Japan

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