えんぶりをビデオでみよう
青森県八戸市には『えんぶり』という春を呼ぶお祭り。土をならす杁(えぶり)という農具を持って足を踏み鳴らし、雪の下に眠ってる地面の精を起こしてやる、という趣旨で踊るお祭りです。
昭和54年2月に国の重要無形民俗文化財にも指定され、今は新幹線効果もあり、このあまりイヴェントのない年明けの東北のオフシーズンにも遠くからのたくさん観光客がやってきます。
Web東奥より
早速今年の動画もこちらにアップされています。
はちのへJPコンテンツ~八戸えんぶり
こうやってブロードバンドで全国の人に地方の民俗芸能を見てもらえる、というのも貴重なんですが、伝統芸能の類は年々後継者不足といった理由でいろいろ形が変わってしまうことがあるので、このように映像として保存・配信され、様々な場所でコピーが残っているということ自体が、紙のデータで書き残せない昔の文化をいかに保存するかという保存性の点で大きな意味を持ちます。特に舞踊といったものは、譜面なんかにすることもできないわけで、伝統を維持するのは本当に大変です。
ちなみにえんぶりは、太夫の舞という大人の舞と松の舞・えんこえんこ・金輪切り・大黒舞といった子供の舞があります。

子供もかわいいだけでなく、雪の中でしっかり踊るのな。
参考ページ:
中居林えんぶり組 公式サイト
Google 検索: えんぶり

えんぶりを研究してる僕の知り合いに、ウサ・ピョンイルを見せたら「これはネコですか?」って言われたよ。
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