国内盤レビュー

経済の空洞化が進んで、これからの日本は超ヤバイ!!依然とした音楽界の慣習的な横並び意識、そして均質化に叛旗を揚げろ!

木曜日, 6月 16, 2005

汁を楽しむ

今日早朝からNHKをぼーっと見ていたら、ゴスロリっぽいメイド姿の女性が演歌を歌っていました。 歌詞はこんな感じ。

おじいちゃん 初めてくれた短いメール
永久保存にするからね
いつかはわたしも どこかにいく日がくるのかも
長生きしてね おじいちゃん

NHKで朝からゴスロリ娘が無表情で演歌を歌っていたので、これは何だ?とかなり混乱しました。おじいちゃんを思う孫の気持ちを歌った内容でしたが、こんなシュールな放送はありません。

「日本語なるほど塾」の収録でゴスロリの姿で21世紀の演歌を唄いました。
神園 さやかHPより
NHK知るを楽しむ
NHK教育テレビで木曜日の午後10:25~10:50から放送されている「日本語なるほど塾」という番組の再放送だった模様。今月の番組のテーマは「ヒット曲でつづることば物語」で、僕が見たのは「高齢化を意識したこれからの演歌のあり方」であったようです。演歌の過去・現在・未来について考え、女性の晩婚化やITや高齢化社会など世相を盛り込んで作った歌を、18歳の演歌歌手神園 さやかにゴスロリ姿で歌わせ「先端的な格好で歌ってもらった」と番組では言っていました。NHKの番組に、テロップで

ゴシック・ロリータ
(Gothic lolita)

と出ていたから、確かに先端的であると思います。

国内盤レビューは文教大学人間科学部助教授・大塚明子さんを応援しています。
(これからは「一人一人が苦労して「自分らしさ」を見つけていかなければいけない時代」だそうです)

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