国内盤レビュー

経済の空洞化が進んで、これからの日本は超ヤバイ!!依然とした音楽界の慣習的な横並び意識、そして均質化に叛旗を揚げろ!

木曜日, 11月 18, 2004

HALCALI・ゲストだけやたら豪華

今日の夜、TV観てたら「八甲田山で遭難した霊が集う怖い温泉」が取り上げられていて、BGMがDJ ShadowとRadioheadでした。キー局の番組なんだから音楽付ける人は、もうちょっと音楽詳しくなった方がいいみたい。

ということで、いい感じ~。今日はHALCALIを試聴してみました

DA・YO・NEで最初のピークを迎えた日本のヒップホップ・シーンがこの10年間どんなに変化したか思いを馳せつつ、セクシー指数ゼロ、ある意味若さ満点の期間限定PVをチェック。ヒップホップ=セクシーとまでは言わないけれど、女性もすごい勢いでヒップホップのメインストリームにのし上がっている昨今の流れから考えると、ここ極東の島国は事情がいろいろ違うみたいです。

音楽的にはどの曲もHALCALIがガチャガチャとラップしたり、歌ったり精一杯ヒップホップを真似したYO、という程度に留まり、どの曲もほとんど同じトーンで貫かれ、
特にこれといった聴きどころはありません
何から何まで垢抜けない、それがHALCALI。
せいぜいクロマキースタジオでCGを背景に踊ってればいいんです。
まあ強いて言えば、ゲスト・フィーチャーが華美だろうという一点ぐらいが目を引きます。

なんと彼女らの新作アルバムは、かせきさいだぁ≡だの宇田丸といったヒップホップのプロデューサーや、SUPERCARのいしわたり淳治や詩人の谷川俊太郎をフィーチャー。トータル・プロデューサーはO.T.F.。誰だかわかんないが、よく谷川俊太郎が出せるものだ!

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