お一人様、朝までカラオケ>>終電後61曲
最近国内盤レビューにネタにされたいばかりに、釣りでこういう記事が書かれているんじゃないか、と思う時があるんですが。
@nifty:デイリーポータルZ:お一人様、朝までカラオケ
「終電の時間から朝まで2000円ポッキリコース」の新宿のカラオケ屋で朝まで1人カラオケぶっ続け、という企画。
「歌は人生とともにあるっていうけど、ひとりカラオケって、自分の人生を振り返る作業になっちゃうのかあ……」やったことないからわかんないけど、あなたの人生ってそういうもんなんでしょうか。
筆者はまず話題の新譜から何曲か歌い、その後自分の好きなアーティストということで椎名林檎の曲を10数曲ぶっ続けで歌っています。だけど記事の方は、曲の説明や歌っている時の状態について書くのがかなり面倒くさくなったらしく、なぜか音楽雑誌編集部時代の椎名林檎についての思い出話が始まります。
渋谷でライブをやる時に写真を撮らせて欲しいとお願いしたら、他の音楽雑誌はみんな入れてもらえたのに、ウチだけ「取材は入れてないんですよ、全部断ってますから」と嘘を言われた。話すことがなくなった時に出てくる他人の仕事の思い出話なんて、この世でもっとも聞きたくない種類のひとつである。そして一人椎名林檎大会の締めの文章は、
林檎ちゃんは、もう一生暮らせるくらい、稼いでしまっているだろう。売れたし、作品として評価もされたし、私生活では結婚して離婚して、子供も産んでいる。 それでも歌い続ける。かっこいいよなあ、と普通に思う。いや、普通にどうでもいいと思うよ。
結局朝方まで60曲近くを歌い上げ、最後は青春のフリッパーズギターのナンバーをほとんど全部絶唱。
17歳のときに出会ったフリッパーズ・ギター。フリッパーズが好きでミニコミを作った。それがキッカケで文筆業界に入った。あれから10数年、ずっと書いてるけど一向に文章力は上がらず、ぱっとしない。なんの衒いもなく、自分の職業的な素性を晒す、大塚幸代さんを国内盤レビューは釣られて応援したいと思います。
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