国内盤レビュー

経済の空洞化が進んで、これからの日本は超ヤバイ!!依然とした音楽界の慣習的な横並び意識、そして均質化に叛旗を揚げろ!

土曜日, 4月 30, 2005

書きます 音楽文化の周縁にフォーカスを当てた記事

オノ・ヨーコ 「年をとっても現役クラバー」
(higher-frequency)
今年72歳になるオノ・ヨーコですが、今もクラブ通いをしているそうです。踊ることによって感覚が鋭くなるんだそうです。

口にこそ出しはしないけど、よく誰々は○○歳にもなってあんなことしてとか、あれもしてないしこれもしてないし・・・そんな言い方をしてしまうけど、確かにあまりよくないことかもしれないですね。僕自身もそういうものの考え方してることはあります。
あなたたちだっていずれ年をとるんだから、そうなった時に自分が他人にして欲しいと思う接し方で私にも接してちょうだい
僕もそういえば演奏をばりばりやっていた20歳前後の時は、年上の人間の愚鈍さに対して、お前らは2軍だ!!的な態度を今までよく取ってました。今はむしろ僕の方が2軍扱いされてるかもしれません。演奏と言えば、最近はピアノでスーパーマリオ弾いたぐらいの記憶しかない。もう批評家にでもなるか

年を取ったら、みんな音楽評論家になろう、という前例になりたい。

金曜日, 4月 29, 2005

4月30日 D-E-A-T-H

青森は今が桜の季節です。はあ~ それにしても眠い。春DEATHね。

  • 音楽CDマーケットを支えるのは働き盛りの30~40代?
    (ITmedia ライフスタイル)
    余談ですが、この世代にはhiphopのファッションは子供が着るためのものだと誤解されているような節があります。

  • Nintendo DS: ElectroPlankton Live
    先日ラフォーレ原宿で行われたエレクトロ・プランクトンのライヴ映像が海外のサイトで配信されていました。音楽的には、ゲーム音源によるチップチューン・ミュージックの世界とはまた違った方向性に行っていると思います。岩井俊雄が作り出した独特の世界観がライヴで広がるのはいいんですが、そういった作家主義とは別に、生演奏とのコラボの可能性を追求するという点ではもうちょっとがんばってほしい、というのが国内盤レビューの意見です。ゲームの好きな演奏家とももう少しいろいろやってみたらいかがでしょうか。あとは原宿ガールを出演させるとか。

  • 4月29日 小ネタ

  • コーラス オフィシャルサイト

  • (HERALD ONLINE)
    jm's myTasteさん(そろそろうちも音楽blogリンクに入れてください)で知ったフランス映画。落ちぶれた中年男が音楽教師として孤児院に合唱を教えに行くという、まるで「天使にラブソングを!」の合唱ヴァージョンのような映画。フランスでは870万人の観客動員を記録し、そしてまたサントラが180万枚も売れたそうです。

    日本では「音楽と言えば合唱」という感じの頭の固い学校関係者がいますが、そんなこともあってかこれ文部科学省特別選定映画になってました。キラリって感じで音楽で人間が成長するという感じの単純に良い映画なら、別にいいですが。フランス映画界の顔とも言える名優ジャック・ペランがプロデューサーですね。

  • ザ・音職人

    ザ・音職人という元NHKの音響効果マンが作ったというこのCD。本人による「音の作り方の解説書」も付いているそうです。TOKIOのメンバーが時代劇に効果音を付けるというTV番組がちょっと前ありましたが、なんかTVっぽい音ってありますよね。

    ソース:
    アナログ効果音「音職人」の技を盗め!
    (Excite エキサイト : ニュース)

  • 木曜日, 4月 28, 2005

    キラリという新教科

    ここ10日ぐらいの間、大したことは書かなかった奈良の騒音おばちゃん騒動のエントリーへ数百ものアクセスがありました。人気サイトOTO-NETAさんとザイーガさんとこにTBしただけで、人がいっぱい飛んで来てそんなすごいアクセスがあったわけ。そんな盛り上がってどうする、って思ったのですが。ここ日本は平和なのかおかしいのか。

    昨日アボ君とメッセンジャーで話していて教えてもらった話。
  • 新教科「キラリ」で表現力 研究開発校

  • (Yahoo!ニュース - 共同通信)
    表現力を育てる教科「キラリ」。劇の創作なんかに取り組むそうです。

    先生「今日のキラリの時間は、劇をします。」
    児童「は~い」
    先生「キラリ、って感じでがんばりましょう」
    児童「は~い」


    先生の評価の仕方も素敵です。


    先生「今日はキラリと光るような演技ができましたか?」
    児童「は~い」
    先生「できなかった人は、なぜできなかったのか振り返って反省をしてみましょう」



    こういう授業でお金がもらえるなら、僕もやりに行きます。

    水曜日, 4月 27, 2005

    Voice Drummer - 口ドラムでMIDI入力&ドラム譜作成

    Voice Drummer: 口ドラムでドラムを叩く楽譜入力インタフェース

    口ずさんだドラム音で、ドラムパターンを入力できるVoice Drummerというものが筑波大学の大学院生中野倫靖さんと産業技術総合研究所によって作られているそうです。ソフトウェア自体はダウンロードできませんが、チュートリアルのムービーが3つあります。

    森山和道の「ヒトと機械の境界面」
    (pc watch)
    今年の2月~3月にあったインタラクション2005というイヴェントでデモンストレートが行われていたようです。インターフェースがどうなっているのか、何か特別なものを使っているのか、そこら辺この記事ではよくわからないですね。

    こーひーをぶんなぐれ! - にららら
    上のイヴェントに行った方のblogにあった感想。

    一番上のリンク先で「口ドラムによる入力が有用と考えられる作曲,編曲の場面における有効性を確認した」とあって、実際こういったデモンストレーションなどを通じてきっと好感触を得たんだろうけど、情報処理系の研究者が関わっている企画だからか、デモのムービーを見た限りでは何となく理に落ちているような気がします。まだ研究の途上にあるものなのだと思いますが、口で表したリズムを機械に読み込ませるというアイデアは単純にいいけれど、だからって「ドン!タン!」で自動的にバスドラとスネアのドラム譜ができあがるということが、どれだけ意味のあることなのかは音楽的に見て疑問です。むしろ譜面入力の自動化にこだわるよりも、そこを何かもっとクリエイティブな方面に使えるツールとして使えるように変えた方が、研究としてもよいものが生まれそうな気がするんですが。ただ簡単にリズムパターンを入力できるソフトウェアなら、いっぱいあるんですよね。

    そもそもうちのサイトを「口ドラム」で検索して来る人がいたので、ちょっと調べてみたらこの研究が出てきたんですが、こういうものを作った人達もうちのインタビューとか見たのかな、とちょっと気になりました。

    火曜日, 4月 26, 2005

    音楽のために人はニートになるしかないか

    思い切って会社やめちゃおうぜ!
    ([キャリアプランニング]All About)
    ニート生活がもたらす「パラシュート効果」&「リチャージ効果」で切り抜けよう、という積極的ニート生活のすすめだそうです。今まで否定的にだけ捉えられてきたニートですが、ニート生活の必要性について新しい視点で取り上げた記事です。例として楽天の三木谷社長などを挙げ、銀行マンとしてキャリアを積んだ後、すぐにITの世界に行ったのではなく、様々な事業の可能性を探った休養期間があったということを指摘しています。銀行に勤務していた時から、後の楽天副社長の本城慎之介氏とは知り合いだったそうですが、そこら辺どうだったんでしょう。詳しく知りたい所です。

    堀江モンも確かNHKの特番で、「自分もニートのような生活をしていた」というコメントをしたそうですが、ベンチャー立ち上げには、やはりニート期間のようなものも必要だということでしょうか。

    働く女性へ 積極的フリーター論
    ([キャリアプランニング]All About)
    こちらはキャリアカウンセラー藤井佐和子さんのインタビュー。「期間限定のフリーター」も選択枝の1つであるとしています。音楽活動を続け、それを仕事として立ち上げるまでも、やはりニート状態になるケースは多く、やはり自分で収入をどのような形で確保していくかということは、大きな問題です。

    ニートだけに言えることではありませんが、とにかく緩くても計画を設定して、想定の範囲で生活することがやはり大切な気がします。

    ところで上のインタビュー記事に出てくるキャリアカウンセリングという仕事、あまり知られていないと思いますが、音楽関係にもこういう仕事って必要じゃないでしょうか。

    音楽を仕事にしたいという人もやはり自分のキャリアというものをどう形成していくか、そもそデビューすらどうしたらよいものか、とかなり迷うものだと思います。オーディションを受けたり、デモテープを送る以外に、家族や親戚が音楽事務所の社長だったとか、有名なミュージシャンだったとか、そんな恵まれた環境が整ったケースはなかなかあるものではありません。学校に入った人の場合は先生がコネを持っているという場合もありますが、音楽関係の場合、特に自分の音楽をメジャーに売り込む選択肢は限られたものです。

    ネットミュージシャンのメジャーデビュー、いまだ険しい道のり
    (CNET Japan)
    こんなアメリカのニュースもありました。インターネットラジオで頻繁に配信されたミュージシャンも大手レコード会社と契約が成立せず、独自のレコード会社を創設したという記事です。

    レコード契約以前に既に人気を確立しているミュージシャンはもしかすると商業的には手を付けにくいのでしょうか。

    最近日本の音楽界ではミュージシャンがどんどん低年齢化していますが、その背景に下手に手間のかかる大人を使うよりも、何もわからない子役をマニュアル主義で機械的にアイドルに仕立て、予算・時間とも節約したいという思惑が感じられます。時間や手間のかかるプロダクションが敬遠されるといったことも言えるのではないでしょうか。

    インターネットという、宣伝の仕方にしろ何にしろやり方が従来とは異なる世界での評価が高いことを嫌う保守的なA&Rがいるかもしれませんね。音楽で飯を食うためにインターネットでメジャー進出の機会を伺う、そんなストーリーは何年も前から語られていますが、それほど成功を収めた例は多くはありません。

    なんてったってアイドルファンド…1口1万~5万
    (Yahoo!ニュース - 夕刊フジ)
    ニートになる、売れる音楽を作る、あるいはアイドルになる、そういったこと以外に音楽を毎日の仕事にするためのよい選択肢を用意することはできないのでしょうか。

    月曜日, 4月 25, 2005

    モチスキー・メソッドで国内盤レビュー風プレゼン

    高橋メソッド
    むやみに大きな字が特徴的なプレゼン手法、高橋メソッドだそうです。ちょっとでかい文字のオンパレードはBlog向けではない気がしますが、プレゼンにはメリハリの利かせられるという効果があるそうです。

    英語のサイトを作る時にボキャブラリーが少ないのを補うためにこういう手法を使ったりするのはいいかもしれません。

    I

    LIKE

    IT.

    This



    MUSIC

    is

    GREEEEEEEEET.


    みたいな。I like it. This music is greeeet.という賛辞ではバカみたいですからね。

    ところで高橋さんが高橋メソッドということは、僕がメソッドを編み出せばモチスキーメソッドになりますね。

    作ってみましょう。僕がやるなら、お勧めするのはこんなプレゼン。
  • 「誰に対しても失礼な態度で慇懃に振る舞おう!」 → 仲間も敵も平等に扱います
  • 「初対面で相手を突き放そう」 → 目に刺さるようなビジュアルで相手をドン引きさせましょう。

    強い印象を与えられる、それが全てという画期的プレゼン方法。あらぬ方向に高踏的。みなさんも自分好みのメソッドを作ってみてください。是非。
  • 日曜日, 4月 24, 2005

    流山判決 ~有償ボランティアに課税

    かつてロッキード事件の検事を担当し、現在「さわやか福祉財団」理事長を務める堀田力氏は今も法廷で闘っていました。
    流山判決にどう対応するか
    (NPO事業サポートセンター)
    1時間800円の有償ボランティア活動を行うNPOを請負業として課税することを認めたこの「流山判決」は福祉・介護の世界では大分物議をかもしているようです。有償であれば、家事援助のボランティアの名目でも業務という形になり、課税の対象とされるというわけです。

    上の判決は音楽とは直接関係がありませんが、著作権管理団体として福祉の喫茶店からも著作権料を取ったJASRACを彷彿させます。

    参考リンク:
  • コラム・堀田力のふれあい談義・流山判決に対する当面の対応
  • KOKO: NPOへの課税に関する検討開始

  • 土曜日, 4月 23, 2005

    Momusと志村けんとあいーん

    青森県はフジテレビをキー局にする民放がないので、フジテレビの人気番組はよく数週間遅れで放送されることがあります。あの「笑っていいとも」も夕方放送されます。そんな調子ですからゴールデンの番組も本来の時間帯ではなく、土日の昼間の時間帯によく放送されます。

    で、今日は昼間から志村けんとビートたけしの共演する特番を観ていました。本当なら、他の地域では夜の7時とかに観る番組をこちら青森では昼間観ています。

    志村けんと言えばバカ殿ですが、バカ殿もよく土曜の昼間に放送されます。

    Audio

    古い話題になりますが、スコットランド出身の親日家Momusが日本の変なカルチャーをモチーフに曲を作って昨年話題になってました。

    Momusは青森ではバカ殿が昼間に放送されるんだって知ってるのかなあ、そんなことを思った午後。知っててほしい情報です、日本通なら。

    でも知ってますか?Momusより早く、志村けんの「あいーん」を取り上げた海外のミュージシャンが、なんとイタリアにいるんですよ。

    金曜日, 4月 22, 2005

    「指パッチン」ポール牧 飛び降り自殺?!

    Google NEWS :ポール牧さん飛び降り自殺

    ポール牧さんがお亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈りします。出家して仏門に入った人が、また一体なぜ自ら命を絶ったのか。

    彼を真似て、必死で友人と指パッチンを競い合っていた、そんな僕のような人間には大変つらい事実です。あまり信じたくありません。ともかく4月22日は、『ポール牧の命日』になったわけです。4月22日で、シニニか。

    木曜日, 4月 21, 2005

    松本隆のHPはなんだか濃ゆいぞ

    風待茶房 マツモト・メモ
    最近発見した作詞家松本隆のHPの内容が何だか濃い。どう濃いかと言えば、例えば上のblogでは作詞家だし音楽とか作詞だとかの話を読めると思わせて、存外にオンラインゲームの話題が多く、なんとゲームのスクリーンショットまで出すというゲーマーっぷりを出しています。

    一応松本隆を知らない世代もいると思うので、簡単に説明を書くと、ヒットメーカーとしてアイドル全盛時代の松田聖子などに多数の詩を提供したことで知られた人ですね。ちなみに松本隆 - Wikipediaでは「都市の空虚感と独特なですます調を利用して作詞活動をおこなう」と説明されてます。

    ざっくり真似るとこんな感じでしょうか。「ですます」を付けなくてもいいような私的なシチュエーションでも、例えばレコードを聴いて単純に心がときめいたとすれば、
    心がときめいたんです
    それでレコードを買ったんです
    鄙びたレコード屋の片隅で
    国内盤が買えたんです
    それを集めて
    ネットでレビューしたんです
    という風になります。まあそんなことでオリジナリティを出しながら、かつて舶来の音楽だったロックやらポップスやらへ日本語詞を付けていったという人です。

    風待茶房 カフェのお客さま
    そして単に自分に関する事柄の情報発信に留まらず、細野晴臣、大瀧詠一、筒美京平そしてユーミンなどすごい顔ぶれのインタビューも行っています。さすがに書籍化したようですが。

    とまあ、ここまで松本隆氏のHPのコンテンツに端的に触れてきましたが、ネット利用に対しかなり積極的な姿勢が伺えます。要するにオンラインゲームの大航海時代にベータテスターとしてはまっているぐらいの人ですから、「何だってやってやろう」というぐらいの感じが見えます。

    不思議なのは、これらを誰が書いているのかみんなわかって見ているはずだけれど、彼はあえて「魔☆」とハンドル名を名乗ってるという点でしょうか。Wikiによれば今年56歳で、サラリーマンならそろそろ退職を考えるような年齢です。なのに、「魔☆」。よくわかりません。

    実は、僕の父親も同じぐらいの年齢なのですが、オンラインでゲームをする時はハンドル名に

    が付きます。なんか団塊世代の彼らの間には共通項があるんでしょうか。ある日頼まれたので、父のPCのセッティングをいじっていたときに、自分の父が「恋☆」とかそんなハンドルだったのを知った時は、怖かったですね。

    PCの前ではサラリーマン50代後半ではなく、何か別の若い男性みたいなアバターまで作ってました。ネット上で違う人格を見せるのは勝手ですが、いろいろ分析不可能です。

    僕の父もオンラインゲーム好き。父が松本隆と一緒にミッションをクリアしたりしていたら、と思うと奇妙な感じになります。

    松本隆対談集 『KAZEMACHI CAFE』

    水曜日, 4月 20, 2005

    4月20日のクリップ

    森進一・森昌子の離婚報道は嘘だらけ、みなさんはごきげんいかがでしょうか。

  • 高橋瞳、記念すべき初の“平成生まれ”首位!
    (ORICON STYLE:MUSIC)
  • Takahashi Hitomi | official website
    今週オリコン1位になった高橋瞳は宮城県在住、今年高校に入ったばかりの16歳。オフィシャルHPでは、Blogのコーナーに新入生になった感想を書いてます。ソニーの新人オーディション出身で、今回のシングルはガンダムSEEDの主題歌になっていたのだそうです。最近1位になる曲といえば、ガンダムシリーズで使われた曲がやたら多いですね。

    平成生まれのミュージシャンがとうとうチャート首位になった!ということがニュースとしてでているわけですが、
    ちょうど昨年の今頃、ソニーのオーディションがヴォーカリストを特に対象にして行われ、自分が応援していた女子高生も地方予選に出ていたもので、もしかしたらこの子と同じオーディションだったのかと思うと、個人的にもちょっと感慨深いものががあります。

  • 絶妙の間は吉本直伝、ロボット漫才6月デビュー【愛・地球博】(2005/4/19)
    (FujiSankei Business i. TOPIC)
    愛・地球博で吉本興業の指導でロボット漫才コンビがデビューするんだそうです。この国内盤レビューでもロボットを芸能人としてピックアップするのは、初めてになります。以前伝統芸能の分野でロボットに舞踊を模倣させた例はありましたが、この漫才ロボットは観客の状態を観察して場の雰囲気に合わせたり、会話の間を取ったりできるとのこと。一体こういった要素がどのように分析され、理論化がなされているのか、そういった技術的な情報が今後公開されるのか気になります。特に芸能におけるインタラクティヴ性といったものが機械化されている点が注目です。

    ソース:大学への基礎数学

  • 火曜日, 4月 19, 2005

    反日ソング 「饿死小日本」

    动漫FLASH-tt67.com

    「饿死小日本」という反日Hiphop曲のFlash。The Black Head Groupという西安のグループによるものだそうです。「ヨー、ファック ファック」と煽りは単調だったり、Hiphopとしては精彩を欠きますが、日本の名曲「さくら」がフィーチャーされ、なかなか暴力的です。日本も何か盛り上がるとすぐFlashですが、こちらは日中間の歴史的な出来事や日付が強調されているのが印象的ですね。こんなこと書くのは驕りかもしれませんが、中国語がわからなくても、彼らの主張したいことが大体ヴィジュアルで描かれているので理解できるということが、ある意味新鮮に感じられます。


    ソース:
    ホップス日記

    日曜日, 4月 17, 2005

    琉球民謡協会名誉会長と沖縄ミュージック

    MSNミュージックの記事の時にも書いたんですが、「沖縄ミュージック」という変な名称が、この世のどこかでまかり通っている模様です。伝統の流れを汲んでいるいわゆる沖縄音楽から、単なるポップス・グループとしてしか見られないオレンジ・レンジようなものまで沖縄出身のミュージシャンを総称して「沖縄ミュージック」と呼ぶようです。先日本屋に行ったところこのような本を見つけました。
  • 沖縄ミュージックがわかる本
    沖縄のミュージックシーンの現在を知るためのムックで、各ジャンルの代表的なディスクの紹介などが載っていました。一般の音楽雑誌でなかなか見られないこのムックならではの内容としては、琉球民謡協会名誉会長で「ナビィの恋」に出演していた登川誠仁のインタビューでしょうか。

    今でこそ立派な肩書きを持つ沖縄音楽のドンですが、若い頃は米軍基地で仕事を見つけ、戦後の食糧難の時期は米軍基地から物資を盗んだとか。しかもただ盗んだんではなく、その盗んだ缶詰を戦争で父親を亡くした家庭に配ったとか、単なる「若い時は暴れん坊だった」ということで済まされない非常に心を打たれるリアルな話がありました。沖縄の大変な時代をタフに生きた方です。

    あと、さらっと、Bjorkが電話をしてきたけど、断ったという話も出ていましたね。NYまで行かんのだそうです。まあ今年で75歳ですからね。

    ところで出版元の洋泉社HPにこのムックの情報がなかったんですが替わりにこんなもの見つけました。

    沖縄ヤクザ50年戦争
    ●定価 1470円


    イッターカラサチニ クルサイヤー!
    [お前から先に殺してやる!]


    【第一部】沖縄ヤクザの源流 戦前には存在しなかった沖縄ヤクザはなぜ誕生したのか 【第二部】いくさ世 本土とは隔絶した激しさ!
    沖縄ヤクザの歴史は構想の歴史でもあった 【第三部】沖縄人物伝 琉球の血が生んだ傑出した親分衆 【第四部】三代目旭琉会 沖縄ヤクザのたぎる熱い血、組織を巡る 【第五部】沖縄旭琉会 頭抜けたリーダーシップと強い結束力 【第六部】映像で見る沖縄ヤクザ史 写真とビデオで綴る沖縄の全て


  • 誰が考えたのか知らないですが、見ただけでお腹いっぱいな企画たいへんありがとうございました。

    自衛隊に入ろう

  • 高田渡氏死去/フォーク歌手-四国新聞社-香川県ニュース

  • 「自衛隊に入って男になろう、自衛隊になって花と散ろう」という過激な歌詞の放送禁止ソング[自衛隊に入ろう]で有名なフォークシンガー高田渡氏が亡くなられたそうです。享年56歳。
  • タカダワタル的

  • オフィシャルHPもあり、自身を取り上げたドキュメンタリー映画に出演するなど現在も演奏活動はされていたようです。

    歌詞を見ずとも、「自衛隊に入ろう」という曲名だけでどれだけやばい曲なのかと思いますが、実際にこちらのページに歌詞が載っているので一度は見てみましょう。

    高田渡  (たかだわたる)(タカダワタル)
    上のリンクで45秒ほど試聴できます。コードを3つ4つ並べただけの単純と言ってもいい曲で、そして大変古臭いですね。ただし当時としてはかなり進んだ、ある意味進歩的な表現内容だったんじゃないでしょうか。はっきりとメッセージが入っていないところに、むしろやばい感じがします。

    音楽に政治的なものが絡むとそれだけで敬遠されてしまったりすることもありますが、毛沢東語録を読み、ビートルズを聴いて、あげくにヒッピーになって、禁止されているものを吸って飲んで、資本主義社会をかつて批判していたような人達と語らったことはありますか?
    本当にいい人達で胸焼けがしますよ
    アメリカさんにも手伝ってもらい 悪いソ連や中国をやっつけましょう
    今はソ連なくなりましたから、今なら時期的にもアジアの近隣諸国、例えば緊張が高まっている北朝鮮や中国といったところになるのでしょうか。 国境地帯の領有権問題でもめていたり、改憲が審議されているそんな今だからこそ、

    団塊の世代のミュージシャンとどう向き合っていけばいいのか大いに考えたいですね。



    デモゲーム
    (@nifty:デイリーポータル Z)
    暴力でなく人道支援競うゲーム、国連食糧計画が提供
    (ITmediaニュース)
    フォーク世代が音楽という形でメッセージを広めたように、おそらくゲームで育った世代の時事問題へと向き合っていく形はこういうものなのかな、という気が僕はしています。例えば自衛隊に入ろうゲーム、そんなマジ怖いもんが作れる人がいるのかどうか興味津々です。

    土曜日, 4月 16, 2005

    蜂蜜をレコードに垂らす

    先日新入社員を発光ダイオードに例えた記事を書いた後、ふとLEDを使ったアート作品ってあるのかな?と思って検索してみました。

    そしたらこんなページが見つかったんです。
    Pilot Plant -CASに集まるアーティストたち-

    大田高充さんの作品。ジャガイモを使ってLEDを光らせることができるんだそうだ。

    それはともかく同じページにあった、澤登恭子さんの作品「Honey, Beauty and Tasty」が音楽との関わりがある内容で気になりました。

    レコードに蜂蜜を垂らし、それを舌で舐めるというパフォーマンスでDJに興じる作品だそうです。本来レコード針がなぞるはずのレコードの溝を人間の舌で触る。ちょっとどんなものか読んだだけでは想像が付きませんが、興味は掻き立てられます。

    澤登恭子 展

    こちらのページで、ビデオを見ることができます。画質は良くない、でもなんとなく雰囲気は掴むことが出来ます。ターンテーブルで再生中のレコードを舌で舐めることで再生スピードが遅くなり、またピッチが変化します。女性が動いているレコードを舐めるというだけのことなのに、それをエロティックなイメージと結びつける自分は変なのでしょうか。レコードに蜂蜜を付けて舌で舐める時あなたは幸せを感じますか?

    金曜日, 4月 15, 2005

    マリオ始めました 2

    mario_to_yosuke.mp3
    うっかりやってしまった山下洋輔マリオ。
    tsukkakari_mario3.mp3
    つっかかるマリオ3。
    suichu.mp3
    水中面。プクプクと恋に落ちるぐらいのつもりで弾いたかのような甘さです。

    「奈良の騒音おばちゃん」 プレイリスト

    「奈良の騒音おばちゃん」のプレイリストが2chで解析され、そのまとめをJ-POP CRAZYさん(細木数子撲滅サイトだそうです、すごいですね)が掲載しています。
    Kelis / Caught Out There
    Aaliyah / Try Again
    D'angelo / Brown Sugar
    Dwele / Find A Way
    Eternal / Stay
    Janet Jackson / Doesn't Really Matter
    Lutricia Mcneal / Ain't That Just The Way
    Les Nubians / Makeda (DJ Spina Remix)
    Thalia / I Want You
    Soul Ⅱ Soul / Back To Life
    Marvin Gaye / What's Goin' On
    Lucy Pearl / Dance Tonight
    Roscoe / Get Ready
    Roscoe / Smooth Salin'
    Two-Mix / TRUTH
    Metallica / ?
    Nine Inch Nails / Sin
    ばりばりに洋楽党。一気に醒めました。
    わがままではなくて、彼女の怒りの声は裁判を前提にして洋楽なんだ・・・へぇ
    追記:
    OTO-NETA: 奈良の騒音おばちゃんPlayList
    OTO-NETAさんが、上記プレイリストにオフィシャルHPや試聴先のリンクを付けていらっしゃいます。音楽blogとしてOTO-NETAさんも奇襲に出ましたね。

    木曜日, 4月 14, 2005

    日本にない仕事

    日本から出て世界で働いてる人ってどんな人がいるんだろう?そんなことを思い浮かべたある日、こんなページが見つかりました。

    世界で見つけた素敵な人インタビュー
    非営利団体JINAが「世界で活躍中の”真・国際人”を紹介する」というテーマでインタビューがHPに掲載されていました。アメリカを中心に世界で活躍している人の成功事例を取り上げるというスタイルのHPのようです。
    10.2003年8月2日中村健吾さんニューヨークで活躍するジャズベーシスト
    11.2003年8月24日丸山 裕子さんロサンゼルスで活躍するジャズピアニスト・作曲・編曲家
    14.2003年8月17日松島めみさんロサンゼルスで指笛奏者として活躍
    15.2003年9月8日井上 陽介さんニューヨークで活動するジャズベーシスト
    25.2003年10月8日藤井郷子さん日本とアメリカで活躍するジャズピアニスト
    26.2003年10月15日Christine Rosander ジャズボーカリスト
    37.2003年11月14日堀場 聡夫さんロサンジェルスで音楽の機材を販売する会社を起業
    38.2003年11月25 日高田直子さんマリンバ奏者
    56.2004年2月20日 NORIKOさんキーボードリスト&作曲家
    87.2004年7月21日 JOEY CARBONE多くのJPOPを手がけるプロデューサー、作曲家
    105.2005年2月10日 トシ・カサイさんLA在住サウンドエンジニア
    いっぱいありすぎて、とても全部読みきれませんが、音楽関係だけざっと抜き出しただけでもこれだけあります。

    ふと、国内盤レビューの目にとまったのはこの方。
    20.2003年9月24日アーク佐野さんロサンゼルスで活躍するジャズピアニスト
    バークリー音楽院作曲科を主席で卒業後、ジャズピアニストとして活躍されるアーク佐野さん。アメリカではジャズはある種の伝統芸能のような独自のものとして位置付けられていることもあり、東洋人だという理由であまり関心を持ってもらえなかったと感じたそうです。こういったことはアメリカで活動されたミュージシャンの方々は口々によく言われていることですね(あまりおおっぴらにメディアではそういうことは言わないけれど)。

    また作曲に行き詰まった時はどうするのかと彼は尋ねられこんな風に答えておられます。
    音楽は神からおりてきます
    はい、ありがとうございました。

    これらのインタビューはまとめて本として出版もされています。
    80人の海外成功物語

    表紙がちょっと難ありですが。

    火曜日, 4月 12, 2005

    発光ダイオードのようにがんばってくれ

    今年の新入社員は発光ダイオード型
    (GENDAI NET)
    世間的にはどれだけ真剣に受けとめられているのか知りませんが、毎年財団法人社会経済生産性本部が新入社員を何かに例えます。今年は発光ダイオード型、ちなみに昨年2004年はネットオークション型。その年の旬なものを、例えに使うようです。だから例えばナノカーボンチューブ型とか、適当にこじつけて新社会人たちを皮肉ったり批評したりすればいいってだけなんですが、こういうことって実際に誰かの役に立ってるんでしょうか?管理職や新入社員がこういった先入観を持ち、持たれ何になってるのか、現実に影響及ぼしているか不可解です。

    発光ダイオード型は光輝くが、決して熱くならないという意味だそうです。
    まるで最近の日本の音楽シーンに対する
    誰かの解釈みたいじゃないですか。
    若者への理解はそんなにバカっぽい解釈でいいのでしょうか。 オー、ルヴォワール。

    エイベックス 高音質プロジェクト「High Definition Sound with TK」を始動

  • エイベックス、音楽配信の高音質化を図る研究機関を設立
    (BARKS)
    記事からは機関が具体的にどういった研究を行うのか詳細がわかりませんが、高音質音楽配信のあるべき姿を模索する、とのことです。
    24(32)bit/192khzでのマスター音源を標準仕様とし、早期にフル・デジタル・プロセシングを行うことを目標としている
    「音源のデジタル・データの標準を作ること」と「ユーザーの音質への不満に応えること」と「音楽配信のあるべき姿を追求すること」がごちゃまぜですね。現場の声はどうだか知りませんが、理屈としてはそれぞれ違うことなので、研究機関としてはこういう風にただ理念をいっぱい抱え込んだだけではだめですね。しかもエグゼクティブ・アドバイザーに小室哲哉。こういう方法ではっきり採算が取れることがわかったとか、お金儲けの研究で終わりそうです。

  • 4月12日の小ネタとコラム

  • 河原美代子
    (人類の進歩と調和とせつなさと心強さと)
    布団をやたらばんばん叩く、24時間ラジカセで大音量の音楽を流し続ける、という生活を2年間も続けた主婦がとうとう逮捕されたという記事や動画のまとめ。主婦ってことは旦那がいるのかな。

  • グーグル社のブログツール『Blogger』で不具合が続出(上)
    (インフォシークニュース)
    Bloggerには僕らも苦労させられていました。日本では何社かのBlogサービスが競合していますが、海外ではBlogと言えばBloggerの独壇場で、それでも本当こんなサービス外国人たちはよく受け入れてるなあと変に感心していたくらいです。特に昨年のひどい時期は更新したくてもできない状態が1~2日続くこともあって、かなり迷惑しました。下書きもBloggerのサーバーに保存してあるので、書くだけでも大変。でもここ2~3ヶ月は割と安定して使えていたのではないかと思います。なんで今更不満を言い出すのか?ここら辺、感覚の違いが日本とあるんでしょうね。

  • CBCnet: UPDATES
    CBCnetさんがGLOBALBEARINGの平川紀道氏をインタビュー。GLOBALBEARINGは国内のデジタル・アート系の賞をいくつか受賞している作品で、最近海外のサイトでも頻繁に紹介されているのが見受けられます。

  • 楽々rara 体験談東京芸術大学の楽理科の就職体験談ページ。芸大を出て、音楽で生活できる人がどれだけどんな風にいるのか、見てみましょう。やはり就職は厳しそうです。

  • 月曜日, 4月 11, 2005

    エレクトロプランクトン

  • 「岩井俊雄 エレクトロプランクトン展」開催。制作者自らライブパフォーマンスを行なう。宮本氏、岩田氏も来場
  • 電子の海でプランクトンと遊ぶ。ニンテンドーDS「エレクトロプランクトン」
    タッチペンで画面をなぞることで、画面や音が変化するゲーム「エレクトロプランクトン」。一応遊びの要素が入ったメディア・アート作品ということになっています。ただしメディア・アート作品とかあるいはデジタル・アート作品というとこれまでは美術館やギャラリーといった場所で"展示"されるものであることが多く、ゲーム専用機のソフトウェアとして市販されたことはおそらく初めてだと思います。

    エレクトロプランクトン ELECTROPLANKTON
    こちらが公式ページ。ゲームに出てくるプランクトンたちの紹介と、実際にゲームをプレイした人達の様子が見れるのが面白いです。


    またこのエレクトロプランクトン展ではエレクトロプランクトンの“ルミナリア”を使って、ヴァイオリニストとライヴ・パフォーマンスを行ったとのこと。携帯電話にしろゲーム機にしろ、携帯できるものを、生演奏と合わせるという方向は特に興味深いと思います。さらにメディア・アーティストとして岩井俊雄は、
    自分は門外漢だからと前置きをしつつ、ゲームというカルチャーの中に、作品名と作者名がセットになって出ているものが少なく、本や音楽を引き合いに出し、作家名をアピールすることの必要性を訴えていた
    こういうこともしっかりと言ってくれています。これからはもっとゲーム作家の名前で売れる時代になってもいいのかもしれませんね。作家名でなくても、例えば制作チームの名前をラベルに表記すれば購入する側の参考になるかもしれません。音楽でのレーベルのようなものとして。

    トークショーの最中、売れることに不安を抱いている岩井氏を宮本茂氏が「買わないのは世間が悪い」と一蹴したそうです(笑)岩井俊雄というと、僕はデジタル・スタジアムのような番組に出演していることがぱっと頭に浮かびますが、宮本茂氏なんかがあんな番組に出たらおもしろいでしょうね。


    Amazonのカスタマーレビュー
    を見ると、評価が割れてますね。ただし音楽と比べると、ゲームのレビューはやや票が割れる傾向にあるようですが。ゲームのレビューって確かに難しいかもな。
  • 日曜日, 4月 10, 2005

    押尾学のプレイリストを考察する

    今日は押尾学のプレイリストについて考察してみたいと思います。

    AppleのHPにあるCelebrity playlistの中から押尾学のプレイリストを見てみましょう。
    アップル - iPod + iTunes - MANABU OSHIO's Playlist
    俳優にミュージシャンにと幅広い分野で活躍中の彼ですが、ランニングやボクシングといった体力トレーニング中やその休憩中に音楽をよく聞くらしく、そういったシチュエーションに合わせた選曲を公開しています。

    ワークアウトに合わせた選曲はTHE MAD CAPSULE MARKETS、Audioslaveといったオルタナティヴ・ロックにMetallica、Panteraといったヘヴィーメタルなどが中心。唯一「家でぼーっとしたい時」用としてNellyがHiphopの分野から選曲されています。彼自身の演奏している音楽から感じられる嗜好と大体マッチしています。

    こんなプレイリストを公開しているくらいだから、プライベートな時間は体を鍛えてるか、疲れて休んでるかの大半はどちらかなんじゃないでしょうか。クリエイティヴである以前に、ロック・スターとして見栄えのする体作りを行うことは押尾学にとっては特に不可欠なのでしょう。ミュージシャンを普通にやってるだけだったら、こんなに体のことばかり気にはしないでしょう。

    基本的に運動中は自分の好きな激しいへヴィーでノイジーな曲を聴きながら、地獄の入り口で「ファーック」と中指を突きたてるとか、そんな感じで脳内で自分を奮い立たせ、彼は地道に体を鍛えているわけです。それがおそらく押尾学流のサウンドスケープです。自分の健康や体力を維持したり、増強したりするのはいいことだけど、
    音楽を趣味だけでやってる人じゃないんだから
    もうちょっと頭も使おうよ押尾君。

    彼の音楽好きのお兄さん的なところに僕は好感を持ちますが、多少筋肉バカかな、と思います。


    garittoが復調してきました。ともかくgarittoないと何も進まないので頼むよ。

    土曜日, 4月 09, 2005

    落ちるDokaka.com

    Dokaka.comがダウン中。下のような画面が出てます。

    先日フランスでの公演を終えてきたDokaka。このところDokaka.comはMP3がダウンロードできない状態で、昨日MP3のダウンロードを復活させたところ、見事にダウン。

    どうも現在Dokakaが利用しているレンタル・サーバーの転送量は1日5GBという制限がある模様。逆に考えると1日5GB以上のデータが彼のところからダウンロードされているということは、大体1曲平均5~7MBのファイルですから、ざっくり見積もって1日1000近いダウンロード数が未だにあるような計算になります(MP3のファイルだけではないけど)。未だにインディーズ・アーティストの彼ですが、それだけの需要がまだあるってことなんですね。

    しかし公開翌日に即ダウン、というのはいかがなもんでしょうか。誰かDokakaがよいサーバーを借りるためのお金を出してくれませんか?潤沢な資金があるというわけでは、ないみたいなんで。

    金曜日, 4月 08, 2005

    マリオ始めました

  • マリオ始めました
    記事を探して更新するのが面倒くさくなってきたので、居間でピアノを弾いて録音しました。当分は適当に音源をアップしていきます。

  • 木曜日, 4月 07, 2005

    ニッポン放送の番組を降板したタレント ~ラジオってナニモノ?

    ORZ。みんな元気かぃ!?

    フジvsライブドア、反発する有名タレントには半数以上が「共感できない」
    (Japan.internet.com)
    インターネットユーザーにアンケートを取ったところ、ライブドアに反発する立場を取った芸能人達に対して半数以上が共感できないとしているそうです。「共感できる」「どちらでもない」「共感できない」の3択で、共感できない=おかしい ということではないだろうとは思いますが、ライブドアに批判的な立場を取ってタレントとしての危うくなることがあるとするならば、彼らの態度ももっと控えめになる可能性はありますね。

    ただしニッポン放送従業員の反発に対しては共感する向きが多かったようです。会社員に同情的になれるけど、芸能人には突き放して冷たくするという考え方なのでしょうか。

    僕も今はラジオは聞きませんし、やはり現在はラジオの影響力がある時代とは言えないですが、今回の件を契機にラジオの面白さをもう一度考えてみたいですね。

    ラジオ番組はTVと比べると、タレントだけに焦点が当たるわけではなく、それを支える番組スタッフもちょろっと出演したりネタにされたりすることがあり、割と現場の雰囲気がよく伝わります。それに比べると、TVはいつも決まった演出プランがあって、ネタが違っても作り込まれ方が大体決まっています。ラジオは「番組スタッフやリスナーと一緒に作っています!」みたいなところが売りになることが多いじゃないですか。それに比べてTVはどちらかというと、タレントがオブジェクトみたいに並んでるような印象の番組が多すぎるのが特徴であると思います。

    要するにラジオは目に見えないメディアであるにも関わらず、意外に現場の雰囲気がわかるという特徴を持っています。

    パーソナリティが最近の出来事を語ったり、リスナーの手紙を読んだり、質問に答えたり、ラジオの面白さは現在のインターネット上のコミュニケーションの原型にもなっている部分があると思います。ラジオ放送局の社員に同情が集まるという事実は、意外にそこら辺もあるんじゃないか、というのは考えすぎでしょうか。

    ソース:TKFM 80.0GHz Radio: 世論:タレントはライブドアに反発するな。社員はしてもいいけど。

    RSSでORZな日常

    相変わらず、RSSリーダーどうしようか困ってます。コツコツと新しい方に移行してるんですが、まだ全然終わりそうにありません。

    RSSリーダーの世界にはOPMLなる規格があるらしく、そいつを使えば、登録したRSSのインポート・エクスポートなんか簡単なようですが、今まで使っていたgarittoにはそんなものありませんでした。

    どうしようもない話ですが、せっかく導入しようと思った新しいRSSリーダーもなんかしっくり来ないという塩梅で、もう止めたいです。

    今の気分をアルファベット3文字にするとしたら、
    ORZ
    今僕の脳内はORZORZORZ、この3文字でいっぱいいっぱいです。

    水曜日, 4月 06, 2005

    Web型RSSリーダーをポータルサイトにしてしまった悲劇

    国内盤レビューで記事にしている内容は、最近は大体RSSリーダーを使って拾ってきた情報です。サイトを始めた当初はまだ多くのサイトでRSSを配信していなかったり、Blogもさほど知らなかったので、RSSリーダーを使わなかった時期はblogを書くために、まず話題を見つけるのが大変だった記憶があります。

    昨年の秋頃から時間ができたこともありRSSリーダーを使い始め、何時の間にか使い倒していくうちに、登録サイトが音楽サイトだけで100以上、それ以外も入れると3~400ぐらい行ってしまいました。もう今更RSSリーダーなしに更新なんて考えたくもありません。

    Web型RSSリーダーgarittoのサービスを利用していたのですが、僕の登録数が多いため段々アクセスしても読みこみに時間がかかるようになり、1日のトラフィックが比較的少ない時間帯運がいい時以外ほとんど繋がらなくなってしまいました。

    RSSリーダーをブックマーク替わりにしていたので、せっかく更新しようとしても接続エラー!我慢の限界です。

    そこでサーバー上のRSSリーダーではなく、普通にソフトウェアを使ってローカルで更新チェックする方法に乗り換えようと思ったのですが、元のRSSフィードのURLがわかりません。ひー。いろいろスケジュールが詰まっているのに。

    とうとう観念して(こんなことしてる場合じゃないんですが)、ページを開いてはRSSのリンクを探し、ソフトウェアに登録。忙しい時の単純作業ほど頭に来るものはありません。もうすでに2~30ほどのサイトを移行させましたが、
    あと残ってる300サイト
    の登録にも何時間かかるのか、ちゃんと移行させられるか、全然自信がありません。ともかく、国内盤レビューの更新を続ける上でRSSリーダーはなんとかしなければ、これ以上もうどうにもなりません。
    前代未聞、RSSリーダーの移行でサイトが休止
    何事も先を行く国内盤レビューですが、これは恥ずかしいです。ともかくこれから数日、更新がなかったら、僕がRSSを必死に登録していると思ってください。

    そんな矢先にこんなニュース!
    Yahoo!ニュース - japan.internet.com - その RSS リーダーは必要か――ユーザーの8割が「登録サイトは5つ未満」
    登録サイト5つのためにRSSリーダーを使う意義って。
    みなさんなんて淡白な。

    garittoさん、お願いだから何とかしてください。登録しすぎたのは、貴方にちょっとチャレンジしてみたかったんです。

    火曜日, 4月 05, 2005

    年下をかわいがってやる

    恋愛のことはよくわからないけど、これからできればいいな。
    これ、ハロー!プロジェクト最年少ユニットの平均年齢11.8歳Berryz工房記事より嗣永桃子13歳の発言。

    こういう話は本音なのか嘘なのかわかりかねるのだが、小さい子供ばかりにポップ・ミュージックの歌と踊りを訓練してタレントに仕立て上げる今の芸能界の狙いは何なのでしょうね。限界まで低年齢化していって、歌も踊りだけでは飽きられるようになった後、何が残るんでしょうか。ロリコン愛好者かな。「恋愛のことはよくわからないけど、これからできればいいな」って感じの。

    @nifty:デイリーポータル Z:死闘! コネタ道場vs将棋道場
    橋本崇載五段とデイリーポータルZが戦ってますが、記事自体はすごくおもしろくないです。国内盤レビューは橋本五段をプロデュースしたいです。まだ若いし、これからだと思います。

    月曜日, 4月 04, 2005

    4月4日は小ネタでサティスファクション

  • デーモン閣下のラジオを聞けぃ!…ニッポン放送
    (インフォシークニュース)
    ニッポン放送+デーモン小暮の組み合わせがんばれ小暮モン。

  • はる卯 : manzoがプロデュースする新人“はる卯”とは?
    (BARKS)
    manzoといえば、あの「日本ブレイク工業」の人。30代で鉄道オタクという方ですが、ギター弾き語りの女性シンガーを今度はプロデュース。「女性+ヘビメタ+解体」とかの方が受けると思うんですけど。

  • 万博会場「手作り弁当OK」でパニック
    (インフォシークニュース)
    入場ゲートで警備員に手荷物検査されるのって、想像するだけで嫌ですね。次は指紋でも取ったらどうですか?

  • 10歳の小学生の25%が「5歳から」パソコンを利用――IDC調査
    (デジタルARENA)
    最近は小・中学校や高校の先生も大分インターネットやパソコンについてある程度以上には知っておこうという感じになってますね。指導上やっぱり必要なんだと思います。ちなみに一番鈍いのは
    大学の教官(主に文科系)です
  • 日曜日, 4月 03, 2005

    踊る! すがも地蔵通り!!

    踊る! すがも地蔵通り!!
    お年寄り率が高いといわれる巣鴨ですが、こんなイヴェントが先月の30日にあったそうです。もっとも踊ったのはお年を召した方々ではなく、小学生達だったそうですが。まさか前者を躍らせたのだったら、どんだけすごいイヴェントになったのだろうかと考え、マンガに描いた様な光景を想像して少しの間、震えました。
    巣鴨地蔵通りの空気感を思い出し、内面から巣鴨を表現させてダンス作品に

    どんな感じでしょうね。文章どおりに想像しても、混乱するばかりですね。

    当日の様子がレポートされているページのリンクは以下
    おばあちゃんの原宿を表現 豊島区の小学生と振付家、30日披露 /東京
    (毎日新聞)
    子どもとつくる舞台『踊る!すがも地蔵通り!!』
    (豊島区ホームページ)

    踊る!子どもたち

    フィナーレ!

    思ったよりは普通です。一枚目の写真の方は、寝床で暴れる人を表現しているのでしょうか、あと立っている人は慌てている役、そんなように見えます。高齢化と介護社会をリアルに表現していてもおかしくないテーマとシチュエーションですからな。
    拘束衣2丁!あらよっと!!
    不謹慎ですが、そんな元気いっぱいの介護劇も悪いとは言えないと思います。 最後はみんなで手を繋いで大団円。生きててよかった。

    土曜日, 4月 02, 2005

     愛知万博 SMAPの歌うテーマソングがこける

    愛・地球博こと愛知万博が始まりましたね。実はこの愛知万博のテーマソングは、SMAPの「友だちへ~Say What You Will~」だったのですが、1月にシングルとしてリリースされて、今週のオリコン・チャートでは30位以内から既に外れています。前の、ラリッた槇原敬之が幻覚で見た花をモチーフに自分の世界に引き篭もって書いた"世界で一つだけの花"が大売れしたのは周知の事実ですが、

    対照的に今回のSMAPと作曲Eric Crapton、日本語詞:竹内まりや、編曲:小林武史によるこの夢のコラボレーションは、商業的には既に儚く散ったようです。まさに世界で一つだけの花、でしたね。

    【小林武史コメント】
    クラプトンと竹内まりやさんの詩曲、環境コンシャスな愛知万博のテーマ性、なによりそれをSMAPが歌うというポピュラリティを、編曲という形でつなぐ機会を与えていただいたことに感謝しています。

    大丈夫でしょうか、愛知万博。

    金曜日, 4月 01, 2005

    Def Tech [Def Tech]


    Def Tech、10週目でついにNO.1に! ORICON STYLE:MUSIC
    インディーズ・アーティストとしてデビューした1stアルバムがロング・ラン・ヒットになり、発売10週目にしてオリコンNO1となったアーティストDef Tech。

    ちょっと試聴して最初、このグループのことは誉めようかと思ったんですよ。日本のHiphopにしてはまあよくできてる方だって。日本とハワイアンの男の子が一緒に曲を作ってるというのも面白い気がしたし。

    試聴リンク:
    ::Def Tech::Sample

    でも時間を置いて、ちょっと考えなおしたんです。これ子供向きなんじゃないか?って。中学生とか高校生といったティーンエイジャーを対象にマーケティングして売り出されてる音楽とそんなに大差がない、同じフィールドで勝負しようとしてる曲だなって思って。こういうサウンドだと、EXILEなんかがやってる延長みたいな感じです。それでこれはもしかしたらインディーズだけど、全然冒険してない音楽なんじゃないか、と思ったわけです。

    大体1stアルバムでインディーズからリリースといったら、やはりもうちょっとラフで危ういものを音楽ファンなら期待したいわけですよ。落ち着いて作品にするような感じじゃなくて。

    ということでDef Tech、ある意味でとても期待はずれでしたね。

    風船おじさんを口寄せでインタビューした

    今まで3本のインタビューを行ってきた国内盤レビューですが、実は3本ともメールやメッセンジャーを使ったいわゆる”ヴァーチャルな”インタビューでした。そろそろミュージシャン本人と実際にお会いするオーソドックスなスタイルのインタビューも行いたいと心で願っていました。

    心で願う、そうだ本当に会えないなら心の世界で会おう!!


    イタコ情報より


    風船おじさん・インタビュー















    こんにちははじめまして。国内盤レビューです。
    あ、どうも。
    最近なにしてるんですか?
    別に。何してるって仕事してるよ。
    仕事って何してるんです?
    木を切って天日で乾燥させたり。
    木材売ってるの?
    いや、ほとんど趣味でやってるんだけど、叩くといい音がするので楽器を作ったりします。
    へえ。それで今どこに住んでるの?
    アマゾンの原生林かな?
    アマゾンの原生林の中ではインターネットもできるの?
    もちろんできるよ。知り合いの人で、本を売ったりCDを売ったりとにかくいろんなものをネットで売ってかなり儲けてるらしい人もいる。
    アマゾンでネットビジネスね。
    そうそう。あと結構農林水産の観光資源とかがあるから、それでこっちは食ってけるね。
    それで暇な時に木を切ったり楽器を作ったりしてるんですか。
    でもハンターとかが資源とかを狙って森に入ってくるのを見かけるから、環境を荒らすような違法行為をしないように彼らの行動を時々パトロールしたり・・・
    そういえば日本にいた時から、鳴き砂の保護とか、環境保護の活動をしてたもんね。
    そうですね。
    ずっとそっちに住んでるの?今日本に帰りたい?
    ああ、ええと。
    まあそっちで活動してるならいいか。風船もあるし。
    そうそう。風船は便利ですね。買い物とかいろいろ。
    風船は時々交換しないとだめだと思うんだけど、大体どのくらいの頻度で取り替えてるの?
    季節とか風の影響もあるから、その時々で違うんだけど、大体飛行距離を目安に替えてるね。
    それじゃ国内盤レビューの読者に最後にメッセージを。
    また来年ここで会おうね。
    わかりました。じゃあまた来年。でもこんなblog来年までとても持たないよ。
    生きていればなんとかなるさ。
    あ。
    ありがとうございました。
    ありがとうございました。じゃ、せーの、
    アマゾン。